城びと連載-クリスグレンのお城へGO! -天守-

公益財団法人日本城郭協会公認、お城を知って、巡って、つながるサイト「城びと」連載記事クリス・グレンのお城へGO! ~日本のお城、英語でいうとどうなるの?~第一回「Tenshu, The Tower Keep-天守は英語でいうと、どうなるの?-」が公開されました。 

日本語では「天守」という表現しかありませんが、実は英語では、さまざまな表現があります。今回は「Keep」という言葉を紹介しましたが、前後の言葉や文脈で使う言葉が変わることは十分ありうる話で、答えは一つじゃないから難しい…。
 
今回の連載の読者ターゲットは、小学生や中学生、ボランティアガイドさん、そして観光客と接する可能性があるすべてのみなさんに向けて・・・ということになっているので、できるだけ、みなさんが覚えやすい、使いやすい、わかりやすい言葉をチョイスしています。記事を参考に、お城と英語の勉強してみてください。次回の連載も、お楽しみに!!
 

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クリス・グレンの お城へGO! ~日本のお城、英語でいうとどうなるの?~

足助城再建開城30周年記念祭「足助城ガイドツアー」

2023年5月6日(土)足助城再建開城30周年記念祭の一環として開催された「足助城ガイドツアー」で、なんと光栄にもガイドをつとめさせていただきました。

「どこの城が好きですか?」という質問をされると、必ず挙げるお城の一つが、実は足助城。中世の山城の雰囲気がよくわかる城なので、山城をあまり見慣れていないビギナーにもオススメ!僕の好きな城の一つです。
 

そんな足助城をご案内する僕のツアーは、午前・午後開催で、各回先着30名。整理券をゲットするために朝早くから並んでくれた方もいたようで、60名分の整理券は受付開始早々に配布終了に!整理券を獲得できなかった皆さん、ごめんなさい。またリベンジ企画やりたいですね

今回は、小中学生の参加も多かったのも嬉しかった!足助城の魅力、山城の魅力が少しでも伝わったなら嬉しいです。参加してくださったみなさん、そして足助観光協会のみなさん、ありがとうございました!

 
お城好きラジオDJ / クリスグレン
足助城再建開城30周年記念祭ポスター
足助城再建開城30周年記念祭チラシ
足助城の中で、僕が特にお気に入りの場所「跳ね上げ戸」。シンプルだけど、防御機能としての役割が素晴らしいんです!

「城びと」で連載が始まります

公益財団法人日本城郭協会公認、お城を知って、巡って、つながるサイト「城びと」で、念願の連載が決定しました!タイトルは、クリス・グレンの お城へGO! ~日本のお城、英語でいうとどうなるの?~です。「へGO!」「英語」・・・はい、ダジャレです。
 
今回は、連載開始を記念して「なぜ、日本の城を好きになったのか」「外国人に人気の城は、どこ?」など、インタビューしていただきました。しかも4月6日=城の日に掲載です。「きっかけはサムライ&ニンジャ! クリス・グレンさんがお城好きになるまで」ぜひ、ご覧ください。
 
 

彦根城のアプリが完成しました

今日は、滋賀県彦根市にある国宝の城、彦根城へ。
令和2年度「文化庁文化財多言語解説整備事業」で制作したアプリ「体感 国宝彦根城」のプレスリリースしてきました。

 

このアプリは「一般社団法人 近江ツーリズムボード」さんと僕の会社「パスト・プレゼント・フューチャー」による共同制作。今回は、欧米豪の「外国人観光客」をメインターゲットとしたアプリなので、日本語から英語に「翻訳」するのではなく「外国人」の知識量やニーズをしっかり考えた上で、「英語」をベースに制作したものを日本語、中国語(簡体字・繁体字)に置き換えていくスタイルで制作しました。←これ、インバウンドがターゲットの場合には、かなり重要なポイント!

もちろん、この「体感 国宝彦根城」は、日本のみなさんにもシッカリ楽しんでもらえる内容に仕上がっているので、ぜひダウンロードしてみてください。このアプリを使って城内を歩けば、彦根城のみどころ、防御の工夫、魅力や素晴らしさを体感してもらえるはず!!

ダウンロード(無料)は、こちらから。
App Store  「体感 国宝彦根城」
 
 
 
彦根城内での記者発表の様子。近江ツーリズムボードの小島さんと。

 

「体感 国宝彦根城」-主な機能-

  • 彦根城の見どころや防御の秘密や工夫を解説動画(10本)で楽しく、学べます。アプリダウンロード後は、どこでも見ることは可能なので、現地を歩きながら、また予習、復習にも活用できます。

  • 城内4地点では「攻城ゲーム」を楽しめます。ぜひ現地で、彦根城攻城の難しさを体感してください。(CGも必見!)*現地でのみ使用可

  • マップ画面から彦根城・彦根城博物館の解説文を読むことができます。

  • ARで、初代彦根藩主・井伊直政公の兜をかぶることができます。

  • 日本語、英語、中文簡体字、中文繁体字の四言語に対応しています。


アプリ監修
有限会社パスト・プレゼント・フューチャー
クリス グレン

彦根城内では、アプリの入ったタブレットの貸し出しもあり。(有料)

ただ歩いているだけの階段にも、実は深く考えられた仕掛けがあったり、何気なく通っているその場所も実は「危険地帯」だったり、「きれいだなぁ」と眺めている天守にも、実は隠された秘密があったり・・・。

なんでもそうですが、知識がある状態でそれを見るのと、何も知らないでそれを見るのとでは、まったく楽しみ方が変わってきます。もちろん、城もそう。城というと「天守」を見ることだけを目的にしてしまいがちですが、実は、もっともっと深く、面白い楽しみ方が、城にはあります。

その楽しみ方を海外から日本を訪れる外国人にも、そして日本のみなさんにも、もっともっと伝えていきたいと思います。日本全国の城のアプリ…つくりたいなぁ。

 

 

念願の「倭城」へ

  ただいまー!実は、今週火曜日から今朝まで韓国にいました。豊臣秀吉が朝鮮へ攻めた「文禄・慶長の役(1592-1598)」のときに豊臣軍がつくった城「倭城(わじょう)」の視察です。 滋賀県立大学教授の中井均先生 […]

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